タイトル
     2023 年度 前期  情報学部 日英区分 :日本語 
  
言語学的コミュニケーション論1   
時間割コード ナンバリング 科目分野
JB2003 JB-2-DH2003-J  
担当教員(ローマ字表記)
  井門 亮 [Ido Ryo]
対象学生 対象年次 単位数
  2年次 ~ 2
授業の目的  
我々がコミュニケーションを行う際には、母国語についての知識(文法)を用いるだけでなく、様々な認知的能力(推論)や、言語的・非言語的知識を用いていることを明らかにするために、語用論の理論を理解する。
 
授業の到達目標  
語用論(言語学・英語学)の理論に基づいて言語現象の説明ができる。
 
ディプロマポリシーとの関連(評価の観点)  
E:情報社会の諸課題の理解と情報学的知の活用能力 ◎
F:社会組織や制度に対する知識と社会科学的分析能力 -
G:データサイエンスの基礎知識と社会実装能力 -
H:情報技術を創出し利活用するための知識基盤 -
I:人文情報学的知識にもとづく課題策定と実践的理念の探索能力 ◎
 
授業概要  
この授業では、コミュニケーションや発話解釈の問題を扱う「語用論」と呼ばれる言語学の一分野を中心にして、「協調の原理」、「発話行為理論」、「ポライトネス理論」、「レトリック」といった観点からコミュニケーションにアプローチする。そしてコミュニケーションの仕組みについて、日本語や英語の様々な言語表現・現象の分析を通して明らかにしていく。
 
授業の形式(授業方法)  
例文を中心に分析・講義をしていく。
 
授業スケジュール  
第1回 ガイダンス
第2回・第3回 語用論とは
第4回~第6回 グライスの語用論
第7回~第9回 発話行為理論
第10回・第11回 ポライトネス理論
第12回・第13回 レトリック
第14回・第15回 語用論の応用
第16回 テスト
 
授業時間外学修情報
「学修」とは授業と授業時間外の予習・復習などを含む概念です。1単位につき45時間の学修が必要です。
学則で定められている1単位の時間数は次のとおりです。
講義・演習    授業15~30時間、授業時間外30~15時間
実験・実習・実技
 
毎回、予習として配布資料を確認しておく。
 
成績評価基準(授業評価方法) 及び 関連するディプロマポリシー  
期末試験 約80点 E・I
授業への貢献度など 約20点 E・I
 
受講条件(履修資格)  
2年生以上
 
メッセージ  
活発な議論を期待します。
 
キーワード  
語用論、文脈、コミュニケーション
 
この授業の基礎となる科目  
 
次に履修が望まれる科目  
言語学的コミュニケーション論2
 
関連授業科目  
 
教科書  
 
参考書  
参考書1 ISBN 4758923582
書名 語用論のすべて : 生成文法・認知言語学との関連も含めて
著者名 今井邦彦 [ほか] 著,今井, 邦彦,岡田, 聡宏,井門, 亮,松崎, 由貴, 出版社 開拓社 出版年 2021
備考
参考書2 ISBN 4327378232
書名 はじめての語用論 : 基礎から応用まで
著者名 加藤重広, 澤田淳編,加藤, 重広,澤田, 淳(言語学), 出版社 研究社 出版年 2020
備考
参考書3 ISBN 4758921962
書名 語用論キーターム事典
著者名 Nicholas Allott著 ; 岡田聡宏 [ほか] 訳,Allott, Nicholas,岡田, 聡宏,今井, 邦彦,井 出版社 開拓社 出版年 2014
備考
参考書4 ISBN 4000296957
書名 あいまいな会話はなぜ成立するのか
著者名 時本真吾著,時本, 真吾, 出版社 岩波書店 出版年 2020
備考
 
教科書・参考書に関する補足情報  
 
コース管理システム(Moodle)へのリンク  
https://mdl.media.gunma-u.ac.jp/course/view.php?id=2326
 
授業言語  
 
学生用連絡先  
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学生用メールアドレス  
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オフィスアワー (※教員が研究室に在室し、学生からの質問・相談等に応じる時間のことです。)  
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教員ホームページ  
 
関連ホームページ  
 
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