群馬大学教務システム - LB1203-論理と計算

2024 年度前期教養教育

日英区分 :日本語

論理と計算

時間割コード	ナンバリング	科目分野
LB1203	LB-1-NS0014-J	【教養教育】自然科学科目群

担当教員（ローマ字表記）

岩井　淳　[Iwai Atsushi]

対象学生	対象年次	単位数
		2

授業の目的

　本講義はコンピュータサイエンス分野の基礎講義のひとつである。論理学やそのコンピュータ上の計算との関係について，基礎的な知識を身につけていく。

授業の到達目標

　本講義を履修後には，以下についての基礎的な知識が身につくと期待される。

・2進法，8進法，10進法，16進法の数
・命題論理
・AND, OR, NOT, EXORなどの論理演算
・論理ゲート
・真理値表
・カルノー図
・全加算，半加算などの論理回路

ディプロマポリシーとの関連（評価の観点）

　教養科目としてのディプロマポリシーとの関連は以下の通りである。

Ａ：諸科学についての基礎的知識と理解　◎
Ｂ：論理的・創造的思考力　　　　　　　◎
Ｃ：コミュニケーション能力　　　　　　△
Ｄ：社会的倫理観・国際性　　　　　　　－

（ ◎：特に重視する　○：重視する　△：評価対象　－：評価対象としない）

授業概要

　論理とコンピュータ計算に関連した様々な基礎的な項目を講義と議論を通して学ぶ。受講生には授業前に関連書籍と参考文献に目を通しておくことを期待する。また，口頭での議論の準備にも多くの時間を当てることが望ましい。

授業の形式（授業方法）

　講義形式の授業である。ノートPCの持参が必要である。

授業スケジュール

No.	内容
第1回	数学的準備（１）
第2回	数学的準備（２）
第3回	数学的準備（３）
第4回	論理演算の基礎（１）
第5回	論理演算の基礎（２）
第6回	論理演算の基礎（３）
第7回	論理ゲート
第8回	論理回路の簡単化（１）
第9回	論理回路の簡単化（２）
第10回	論理回路の簡単化（３）
第11回	論理回路の簡単化（４）
第12回	論理回路の簡単化（５）
第13回	論理回路の設計（１）
第14回	論理回路の設計（２）
第15回	論理回路の設計（３）

授業時間外学修情報
「学修」とは授業と授業時間外の予習・復習などを含む概念です。1単位につき45時間の学修が必要です。
学則で定められている1単位の時間数は次のとおりです。
講義・演習　　　　授業15～30時間、授業時間外30～15時間
実験・実習・実技

　本授業は通常の2単位科目であり、基本的に授業時間に加え少なくとも週3時間の時間外学習が期待される。授業の予習、レポート課題、小テストや試験のための学習、その他の関連学習を行う。

成績評価基準（授業評価方法）及び関連するディプロマポリシー

　学期中に小テスト(A, B)とレポート提出(A, B, C)を行う。また，原則として試験 (A, B) を行う。小テストと試験は合計で評価全体の60％，各レポート提出は合計で全体の40％を構成する。（ただし全出席を前提としている。）

受講条件（履修資格）

　数学や論理学に関心のある多くの皆さんの受講を歓迎します。

メッセージ

以下の連絡欄の内容も確認して下さい。

2024年度連絡欄（履修登録前）:
http://www.si.gunma-u.ac.jp/~iwai/shou_ye.html#lc

キーワード

　論理演算，論理ゲート，真理値表，カルノー図，論理回路

この授業の基礎となる科目

次に履修が望まれる科目