タイトル
     2024 年度 前期  情報学部 日英区分 :日本語 
  
マス・コミュニケーション理論   
時間割コード ナンバリング 科目分野
JB2014 JB-2-DH2014-J  
担当教員(ローマ字表記)
  河島 基弘 [Kawashima Motohiro]
対象学生 対象年次 単位数
  2年次 ~ 2
授業の目的  
マス・コミュニケーション理論の基礎を学ぶことで、「現代情報社会の諸問題の根幹と先端的な情報科学の特性を理解」する能力を身につける。
 
授業の到達目標  
欧米で発達したマス・コミュニケーション理論の概略を学ぶ。批判的な視点でメディアに接するための基礎が身につく。
 
ディプロマポリシーとの関連(評価の観点)  
A:諸科学についての基礎的知識と理解 〇
B:論理的・創造的思考力 ◎
C:コミュニケーション能力 〇
D:社会的倫理観・国際性 〇
E:情報社会の諸課題の理解と情報学的知の活用能力 ◎
F:社会組織や制度に対する知識と社会科学的分析能力 ◎
G:データサイエンスの基礎知識と社会実装提案能力 -
H:情報技術を創出し利活用するための知識基盤 -
I:人文情報学的知識にもとづく課題策定と実践的理念の探索能力 ◎
J: 社会科学的知見を活用した課題発見能力とシステム(制度)構築の提案能力 ◎
K: データの収集・分析と数理最適化による課題解決能力 -
L: 計算や情報に関する知識と計算機に関する技術開発能力 -
 
授業概要  
マス・コミュニケーション理論について説明する。マスメディアの効果と影響に関する理論を歴史的に概観するとともに、カルチュラル・スタディーズなどの基本的な考え方を学ぶ。
 
授業の形式(授業方法)  
講義が中心だが、機会を見てアンケートや討論を実施する予定。
 
授業スケジュール  
第1回 ガイダンス
第2回 マス・コミュニケーションとマスメディア
第3回 弾丸効果モデル(1)(プロパガンダ)
第4回 弾丸効果モデル(2)(パニック)
第5回 弾丸効果モデル(3)(映画視聴)
第6回 限定効果モデル(1)(コミュニケーションの流れ)
第7回 限定効果モデル(2)(利用と満足)
第8回 強力効果モデル(1)(議題設定、沈黙のらせん)
第9回 強力効果モデル(2)(知識格差、培養理論)
第10回 強力効果モデル(3)(映画視聴)と最小効果モデル
第11回 カルチュラル・スタディーズとスチュアート・ホール
第12回 マーシャル・マクルーハンの世界
第13回 メディアとイメージ:ブーアスティンとボードリヤール
第14回 メディアとジェンダー:女性の周辺化、ステレオタイプ化
第15回 メディアと子供、暴力

 
授業時間外学修情報
「学修」とは授業と授業時間外の予習・復習などを含む概念です。1単位につき45時間の学修が必要です。
学則で定められている1単位の時間数は次のとおりです。
講義・演習    授業15~30時間、授業時間外30~15時間
実験・実習・実技
 
シラバスに参考書として挙げた文献などを自主的に読むことが望ましい。
 
成績評価基準(授業評価方法) 及び 関連するディプロマポリシー  
学期末試験の成績(90%)(A・B・D・E・F・I・J)にアンケートや討論への貢献など(10%)(A・B・C・D・E・F・I・J)を加味して、総合的に判断する。
 
受講条件(履修資格)  
特になし
 
メッセージ  
教員の発言が常に正しいとは限らない。質問や意見を歓迎する。
 
キーワード  
マス・コミュニケーション理論、弾丸効果モデル、限定効果モデル、強力効果モデル、カルチュラル・スタディーズ、イメージ、ジェンダー、実務経験
 
この授業の基礎となる科目  
情報社会基礎論、情報メディア基礎論、マスメディア基礎論
 
次に履修が望まれる科目  
現代文化論
 
関連授業科目  

 
教科書  
 
参考書  
参考書1 ISBN 978-4766423372
書名 コミュニケーション研究 : 社会の中のメディア
著者名 大石裕著,大石, 裕, 出版社 慶應義塾大学出版会 出版年 2016
備考
参考書2 ISBN 9784788510500
書名 マス・コミュニケーション理論 : メディア・文化・社会
著者名 スタンリー・J.バラン, デニス・K.デイビス 著,宮崎寿子 監訳,李津娥, 李光鎬, 鈴木万希枝, 大坪寛子 訳, 出版社 新曜社 出版年 2007
備考
参考書3 ISBN 9784788510517
書名 マス・コミュニケーション理論 : メディア・文化・社会
著者名 スタンリー・J.バラン, デニス・K.デイビス 著,宮崎寿子 監訳,李津娥, 李光鎬, 鈴木万希枝, 大坪寛子 訳, 出版社 新曜社 出版年 2007
備考
 
教科書・参考書に関する補足情報  
Moodleに講義資料をアップロードする。
 
コース管理システム(Moodle)へのリンク  
https://mdl.media.gunma-u.ac.jp/course/view.php?id=6285
 
授業言語  
教科書・資料:日本語
講義・討論:日本語
 
学生用連絡先  
【匿名アクセスではこの情報を閲覧できません。】
 
学生用メールアドレス  
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オフィスアワー (※教員が研究室に在室し、学生からの質問・相談等に応じる時間のことです。)  
【匿名アクセスではこの情報を閲覧できません。】
 
教員ホームページ  
http://www.si.gunma-u.ac.jp/~mkawa/index2.html
 
関連ホームページ  
 
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