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データベースの利用方法と構築方法について学ぶ。現在,世界のデータベースの多くはリレーショナルデータベースである。本授業では,このリレーショナルデータベースの利用方法と構築方法を中心に学ぶ。リレーショナルデータベースの利用や構築には,SQLというプログラミング言語を用いるのが基本である。本授業の内容はプログラミング言語SQLの関連項目が多い。
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・日常生活のデータの電子的な記録方法の基礎を理解していること。 ・データベース検索のための論理演算の基礎を理解していること。 ・存在するデータベースの基本的な構造を理解していること。 ・データベース照会のためのSQLコマンドの使い方に習熟していること。 ・概念モデリングの考え方を理解していること。 ・正規化の考え方を理解していること。 ・データベースの構築法の基礎を理解していること。
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A:諸科学についての基礎的知識と理解 ○ B:論理的・創造的思考力 ◎ C:コミュニケーション能力 △ D:社会的倫理観・国際性 △ E:情報社会の諸課題の理解と情報学的知の活用能力 △ F:社会組織や制度に対する知識と社会科学的分析能力 ○ G:データサイエンスの基礎知識と社会実装提案能力 ○ H:情報技術を創出し利活用するための知識基盤 ◎ I:人文情報学的知識にもとづく課題策定と実践的理念の探索能力 △ J:社会科学的知見を活用した課題発見能力とシステム(制度)構築の提案能力 ○ K:データの収集・分析と数理最適化による課題解決能力 ○ L:計算や情報に関する知識と計算機に関する技術開発能力 ◎
( ◎:特に重視する ○:重視する △:評価対象 -:評価対象としない )
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コンピュータ内のデータの形態(デジタルデータ)と,検索方法の基礎となる論理演算をまず確認する。その上で,データベースの利用方法と構築方法について時間をかけて学ぶ。なお,市販のデータベースのテキストには構築方法の後で利用方法を説明する例が少なくない。利用方法,すなわち検索方法を説明するにあたり,検索対象となるデータベースを読者の手元に準備する必要があるためである。しかし,基本的に構築は利用よりも難度が高い。企業・自治体等に就職してデータベースの仕事に出会った場合も,当面はまず検索が仕事であり,それに習熟してから構築や保守といった仕事を行うことになる。まずは利用方法を学ぶのが自然であり,本授業では授業用のデータベースを準備しておき,それを検索する方法を学ぶことを優先する。すなわち,利用方法を学んでから構築方法を学ぶ手順を取る。
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講義とプログラミング演習を組み合わせた形式で,ノートPCの持参が必要である。
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No. | 内容 |
第1回 |
講義の概要
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第2回 |
単一表の照会(1)
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第3回 |
単一表の照会(2)
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第4回 |
単一表の照会(3)
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第5回 |
複数表の照会(1)
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第6回 |
複数表の照会(2)
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第7回 |
複数表の照会(3)
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第8回 |
データベースの構築と更新(1)
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第9回 |
データベースの構築と更新(2)
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第10回 |
データベースの構築と更新(3)
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第11回 |
データベースの設計と管理(1)
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第12回 |
データベースの設計と管理(2)
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第13回 |
データベースの設計と管理(3)
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第14回 |
実践的問題演習(1)
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第15回 |
実践的問題演習(2)
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第16回 |
試験
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本授業は通常の2単位科目であり、基本的に授業時間に加え少なくとも週3時間の時間外学習が期待される。授業の予習、レポートやプログラミングの課題、小テストや試験のための学習、その他の関連学習を行う。
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以下の2点を総合して評価を行う。
a. レポート,プログラムなど作成物(40%)[A, B, C, D, E, F, G, H, I, J, K, L] b. 小テストおよび試験 (60%) [A, B, C, D, E, F, G, H, I, J, K, L]
(ただし状況により変更可能性がある。)
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教科書は指定せず,プリントと電子資料を用いて授業を行う。
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4873112818
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初めてのSQL
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Alan Beaulieu 著,クイープ 訳,
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オライリー・ジャパン
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2006
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978-0596520830
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Learning SQL
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Alan Beaulieu
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Oreilly & Associates Inc
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2009
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第2版
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教科書の代わりに用いる資料のうち,電子資料はMoodleを介して配信する。
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