タイトル
     2023 年度 後期  情報学部 日英区分 :日本語 
  
仕事の現場を知るB   
時間割コード ナンバリング 科目分野
JB6003 JB-2-CE6003-J  
担当教員(ローマ字表記)
  伊藤 賢一 [Itoh Kenichi]
対象学生 対象年次 単位数
  2年次 ~ 2
授業の目的  
県域の新聞の実際を学び、マスコミに係る様々な問題を理解する。
 
授業の到達目標  
(1)県域新聞の特徴や課題に関する知識を身につけ、現代社会とジャーナリズムが直面する問題状況が理解できる。
(2)職業としてのジャーナリズムについて理解できる。
 
ディプロマポリシーとの関連(評価の観点)  
ディプロマポリシーとの関連は以下の通り。

A:諸科学についての基礎的知識と理解 〇
B:論理的・創造的思考力 ○
C:コミュニケーション能力 △
D:社会的倫理観・国際性 ○
E:情報社会の諸課題の理解と情報学的知の活用能力 ◎
F:社会組織や制度に対する知識と社会科学的分析能力 ◎
G:データサイエンスの基礎知識と社会実装能力 -
H:情報技術を創出し利活用するための知識基盤 -
I:人文情報学的知識にもとづく課題設定と実践的理念の探索能力 〇
J:社会学的知見を活用した課題発見能力とシステム(制度)構築の提案能力 〇
K:データの収集・分析と数理最適化による課題解決提案能力 -
L:計算や情報に関する知識と計算機に関する技術開発能力 -

(◎:特に重視する,〇:重視する,△:評価対象,―:評価対象としない)
 
授業概要  
インターネット時代においても無視できないマスコミの典型として新聞、特に県域新聞を取り上げる。上毛新聞社で実務に携わっている講師に大学にきていただき、取材や新聞制作の実態、県域新聞が直面している課題等について話してもらう。マスコミが抱える諸問題を、「メディアスクラム」「匿名報道・実名報道」「政治と報道」「文化と報道」などのトピックスから考える。
 条件が整えば、授業とは別に、職場としてのマスコミをさらに理解するため、上毛新聞社本社と印刷工場を視察し、現場でメディアに関わる人々にヒアリングなどを行うこともある。
 最後に学生にレポート発表・討論を義務づけ、これを通じて、授業のまとめと理解の深化をはかる。
 
授業の形式(授業方法)  
講義形式で行う。上毛新聞社本社と印刷センターの見学会を行う場合もある(希望者のみ)。
 
授業スケジュール  
第1回 授業概要や注意事項
第2回 わが国における新聞の現状(1)※
第3回 わが国における新聞の現状(2)※
第4回 論説とコラム ※
第5回 文化を報道する意味 ※
第6回 若年層の新聞離れ ※
第7回 新聞の文体と文章表現 ※
第8回 新聞とソーシャルメディア ※ 
第9回 新聞製作の変遷と紙面構造 ※
第10回 一般ニュースとコラム ※
第11回 文化部の役割 ※
第12回 新聞の公共性 ※
第13回 人権と報道 ※
第14回 匿名と実名 ※
第15回 レポート報告会

※印の回は、実務経験のある教員による担当。

*授業とは別に、希望者がまとまれば上毛新聞社視察を設定する。
 
授業時間外学修情報
「学修」とは授業と授業時間外の予習・復習などを含む概念です。1単位につき45時間の学修が必要です。
学則で定められている1単位の時間数は次のとおりです。
講義・演習    授業15~30時間、授業時間外30~15時間
実験・実習・実技
 
授業時間外に上毛新聞社の製作現場などの視察がある。講義内容は、毎日届けられる新聞の製作にかかわる内容である。新聞に目を通す度に、授業内容を思い出してほしい。
 
成績評価基準(授業評価方法) 及び 関連するディプロマポリシー  
学期末に提出されるレポートで評価する。3分の2以上の出席は必須であるが、上毛新聞社見学会への参加自体は出席の対象としない。
評価基準は、以下の通り。カッコ内は関連するディプロマポリシー。
(1)レポート課題に正しく答えているか 20%(B)
(2)授業内容を踏まえたものになっているか 40%(A, E, F, I, J)
(3)議論は十分説得的なものになっているか 30%(A, B, E, F, I, J)
(4)参考文献や資料を適切に記載しているか、誤字・脱字がないか 10%(D)
 
受講条件(履修資格)  
2年生以上。
 
メッセージ  
上毛新聞社の現役の報道部長等にお話しをお願いすることから、講義内容に変更が生じることもある。その場合は事前に周知する。
 
キーワード  
情報、メディア、地方新聞、ジャーナリズム、知る権利、実務経験
 
この授業の基礎となる科目  
マスメディア基礎論、マス・コミュニケーション理論
 
次に履修が望まれる科目  
特になし
 
関連授業科目  
批判的メディアリテラシー
 
教科書  
 
参考書  
 
教科書・参考書に関する補足情報  
テキストは指定しない。参考書は授業の中で指示する。
 
コース管理システム(Moodle)へのリンク  
https://mdl.media.gunma-u.ac.jp/course/view.php?id=2457
 
授業言語  
 
学生用連絡先  
【匿名アクセスではこの情報を閲覧できません。】
 
学生用メールアドレス  
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オフィスアワー (※教員が研究室に在室し、学生からの質問・相談等に応じる時間のことです。)  
【匿名アクセスではこの情報を閲覧できません。】
 
教員ホームページ  
http://www.si.gunma-u.ac.jp/~itoken/index.html
 
関連ホームページ  
 
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