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この授業では社会学の領域からコミュニケーションを論じる。私たちの日常生活はコミュニケーションが積み重なってできているといえるが、エスノメソドロジー、感情社会学、ドラマトゥルギー、多元的現実論、動機の語彙論、身体技法、ハビトゥスといったミクロ社会学の社会学の道具を使って、普段自明視している日常生活を違った角度から捉え、その意味を理解する。
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(1)社会学という学問の考え方が理解できる。 (2)ミクロ社会学で扱うコミュニケーションをめぐる概念や基本的な理論について理解できる。 (3)(2)を通じて、現代社会で起こるさまざまな現象を批判的に見ることができる。
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A:諸科学についての基礎的知識と理解 ◎ B:論理的・創造的思考力 ○ C:コミュニケーション能力 △ D:社会的倫理観・国際性 △ E:情報社会の諸課題の理解と情報学的知の活用能力 ◎ F:社会組織や制度に対する知識と社会科学的分析能力 ○ G:データサイエンスの基礎知識と社会実装能力 - H:情報技術を創出し利活用するための知識基盤 - I:人文情報学的知識にもとづく課題設定と実践的理念の探索能力 ○ J:社会科学的知見を活用した課題発見能力とシステム(制度)構築の提案能力 △ K:データの収集・分析と数理最適化による課題解決提案能力 - L:計算や情報に関する知識と計算機に関する技術開発能力 - (◎:特に重視する,〇:重視する,△:評価対象,-:評価対象としない)
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普段なにげなく接している日常生活の世界について社会学的に考えるための概念や議論を紹介し、私たちが生活する社会についてより深く学び、社会学的な考え方に触れる。授業を通じて用いるテキストはないが、発展的な学習に役立つよう、参考図書や論文を毎回提示する。講義中心であるが、適宜、LMSを活用して受講生からの質問や意見を講義内で取り上げ、疑問の解消に務めるとともに、対話的なやりとりを目指す。受講生は、一方的に講義を受けるだけでなく、積極的に質問・コメントを提出することが求められる。
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基本的に講義形式で展開するが、群馬大学LMS(moodle)を用いて受講生からの質問やコメントを取り入れつつ授業をすすめる。
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授業の展開によっては変更もありうる。
1. イントロダクション 2. コミュニケーションと自我/自己の発達 3. 相互承認の体系としての社会 4. 会話における社会的秩序 5. 感情管理と社会 6. 日常生活における自己呈示 7. うわさから何を読み解くか 8. 多元的現実からなる社会的世界 9. ラベリング論から見えてくるもの 10. 「動機の語彙」がつくる日常生活 11. コミュニケーションと権力 12. 身体技法からハビトゥスへ 13. スクールカーストの世界 14. インターネットとアディクション 15. まとめ
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予習は特に必要ないが、授業中に参考文献を指示するので、それに基づいて発展的な学修をすることが望ましい。
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学期末に試験をする予定であるが、状況によってはレポートになることもありうる。 評価は期末試験、もしくはレポートで行う。評価基準は以下の通り(カッコ内は関連するディプロマポリシー)。 (1)問い(課題)に対して論理的に正しく答えていること 20%(B) (2)授業内容を正しく理解した上で、記述がそれを踏まえたものになっていること 60%(A, E, F, I) (3)記述が十分に説得的であること 20%(A, B, E) (4)〔レポートの場合〕参照した資料の出展元を正しく記載していること(問題がある場合は40%まで減点)(D)
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具体的な例を取り扱ってわかりやすい授業にするつもりなので、疑問点は積極的に質問して欲しい。
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コミュニケーション、社会学、ドラマトゥルギー、多元的現実論、アクティブラーニング
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授業を通じて準拠するようなテキストはない。参考文献は授業中に適宜指示する。
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