タイトル
     2020 年度 前期  理工学部 電子情報理工学科 日英区分 :日本語 
  
基礎物理実験   
時間割コード ナンバリング 科目分野
TB7783 1051TB2YP40001  
担当教員(ローマ字表記)
  高橋 学 [Takahashi Manabu], 星 和志 [Hoshi Kazushi], 長尾 辰哉 [Nagao Tatsuya]
対象学生 対象年次 単位数
    1
授業の目的  
実験課題を通じて、物理的な考え方、物理的手法、装置の取り扱い方、さらには物理現象を把握するセンス、創造的な研究態度を学んでもらう。レポートにまとめる作業を通して、自分の考えを分かりやすく表現する 技術を身につける。また、実験データから現象の本質を抜き出すための解析方法を学ぶ。
 
授業の到達目標  
実験内容を理解し、実験を実行し、その結果をレポートにて報告する、という一連の作業を遂行出来るようにする。
 
ディプロマポリシーとの関連(評価の観点)  
諸科学についての基礎的知識と理解 ◎
論理的・創造的思考力       ○
コミュニケーション能力      ○
社会的倫理観・国際性       -
(◎:特に重視する ○:重視する △:評価対象 -:評価対象としない)
 
授業概要  
遠隔形式の実験実習により実験を模擬体験し、配布された模擬データを基に、実験内容・結果をレポートにまとめる。レポートや課題作成は学生主体で行い、教員による指導は補足程度であるので、十分な予習準備が必要である。
 
授業の形式(授業方法)  
遠隔形式で授業、実験実習、レポート指導を行う。
 
授業スケジュール  
初回 ガイダンス
Exp.1 剛性率
Exp.2 LCR回路の特性
Exp.3 電子の比電荷
Exp.4 Newtonリング
Exp.5 プランク定数
Exp.6 トランジスタ
Exp.7 放射線
Exp.8 回折格子
 
授業時間外学修情報
「学修」とは授業と授業時間外の予習・復習などを含む概念です。1単位につき45時間の学修が必要です。
学則で定められている1単位の時間数は次のとおりです。
講義・演習    授業15~30時間、授業時間外30~15時間
実験・実習・実技
 
テキストをしっかり予習する。実験に関連する事項について、1年時に履修した物理学概論、力学のテキスト、プリント資料等を読んでおく。実験終了後、テキストと実験ノートを読み返し(復習し)、レポートを作成する。
 
成績評価基準(授業評価方法) 及び 関連するディプロマポリシー  
出席, レポート(ともに100%)
レポートの体裁・記述内容やデータ解析、物理的考察の内容が適切かどうかで成績を判断します。
詳しくは、実験ガイダンスで説明する。
評価S 課題ごとに設定されている到達目標について、全てを総合して平均90%以上の到達度である。
評価A  課題ごとに設定されている到達目標について、全てを総合して平均80%以上の達成度である。
評価B  課題ごとに設定されている到達目標について、全てを総合して平均70%以上80%未満である。
評価C 課題ごとに設定されている到達目標について、全てを総合して平均60%以上70%未満である。
評価D 課題ごとに設定されている到達目標について、全てを総合して平均60%未満の達成度である。
なお、S評価については受講者の5%以内の者とする。
 
受講条件(履修資格)  
特になし。
 
メッセージ  
学生実験の目的達成のためには、何をどのように測定すれば、如何なる理論によって、何が結論づけられるのかに注意し、手順書を熟読する必要がある。実験題目の要求している具体的内容、即ち実験開始から最終的に求めるべき結果を出すまでの手順、及びこのような手順をふむことにより、要求された結果が得られる理由について十分理解しなければならない。これを理解せずに指示された手順通りに実験を行うのは、単なる肉体労働に過ぎず、学生実験の意味をなさない。
実験終了後には得られた結論、結果をレポートに纏めてもらう。これにより実験の内容をより深く理解するとともに、得られた結論や結果を他人に分かり易く伝える技術を身につけてもらう。
詳しくは、実験ガイダンスで説明する。
 
キーワード  
物理学、レポートの書き方、データ解析
 
この授業の基礎となる科目  
大学1年次の物理学概論、力学。
 
次に履修が望まれる科目  
 
関連授業科目  
 
教科書  
 
参考書  
参考書1 ISBN 978-0935702750
書名 Introduction To Error Analysis: The Study of Uncertainties in Physical Measurements
著者名 John R. Taylor 出版社 University Science Books 出版年 1997
備考
 
教科書・参考書に関する補足情報  
実験ガイダンス時に、実験手引書を配布する。
 
コース管理システム(Moodle)へのリンク  
 
授業言語  
 
学生用連絡先  
【匿名アクセスではこの情報を閲覧できません。】
 
学生用メールアドレス  
【匿名アクセスではこの情報を閲覧できません。】
 
オフィスアワー (※教員が研究室に在室し、学生からの質問・相談等に応じる時間のことです。)  
【匿名アクセスではこの情報を閲覧できません。】
 
教員ホームページ  
 
関連ホームページ  
 
ページの先頭へ