タイトル
     2020 年度 後期  大学院社会情報学研究科(修士課程) 日英区分 :日本語 
  
現代メディア特論   
時間割コード ナンバリング 科目分野
SMA443 1220SM5ME03101  
担当教員(ローマ字表記)
  河島 基弘 [Kawashima Motohiro]
対象学生 対象年次 単位数
  1年次 ~ 2年次 2
授業の目的  
社会学や人類学の知見を援用して、現代文化の様々な問題、特にメディアに関わる問題を考察する。「メディアと社会・文化・組織・個人に関わる課題」を発見する。
 
授業の到達目標  
現代文化の諸問題が理解できるようになる。
 
ディプロマポリシーとの関連(評価の観点)  
「社会的洞察力・状況分析能力・科学的思考力を有し、情報社会の諸問題に活用できる者」を育成する。
 
授業概要  
通信社記者の実務経験のある担当者が、文化とメディアの関係などについて説明する。テーマとしては「ソフト・パワー」、「文化帝国主義」「ナショナリズム」「グローバリゼーション」などが考えられる。考察の際、メディアの使い方・使われ方、その影響力が有力な切り口となろう。たとえば、強制や誘導ではなく文化的魅力によって、こちらが望むことを相手に自発的にさせる力である「ソフト・パワー」を取り上げる場合、日本のマンガやアニメ、映画が世界でどのように受容され、それが日本のイメージや経済的利益の向上にどのように役立っているのかを見る。
 
授業の形式(授業方法)  
講義と受講者の発表を基にした議論を組み合わせる。
 
授業スケジュール  
以下のテーマを予定している。
文化
ソフト・パワー
日本のイメージ
メディア・ナショナリズム
文化帝国主義
グローバリゼーション

 
授業時間外学修情報
「学修」とは授業と授業時間外の予習・復習などを含む概念です。1単位につき45時間の学修が必要です。
学則で定められている1単位の時間数は次のとおりです。
講義・演習    授業15~30時間、授業時間外30~15時間
実験・実習・実技
 
シラバスに参考書として挙げた文献などを自主的に読むことが望ましい。
 
成績評価基準(授業評価方法) 及び 関連するディプロマポリシー  
授業での発表(50%)と議論への参加度(50%)などを加味して、総合的に判断する。
 
受講条件(履修資格)  
 
メッセージ  
教員の発言が常に正しいとは限らない。質問や意見を歓迎する。
 
キーワード  
メディア、文化、ソフト・パワー、文化帝国主義、ナショナリズム、グローバリゼーション、実務経験
 
この授業の基礎となる科目  
 
次に履修が望まれる科目  
 
関連授業科目  
 
教科書  
 
参考書  
参考書1 ISBN 9784532164751
書名 ソフト・パワー : 21世紀国際政治を制する見えざる力
著者名 ジョセフ・S.ナイ 著,山岡洋一 訳, 出版社 日本経済新聞社 出版年 2004
備考
参考書2 ISBN 9784532167929
書名 スマート・パワー : 21世紀を支配する新しい力
著者名 ジョセフ・S.ナイ 著,山岡洋一, 藤島京子 訳, 出版社 日本経済新聞出版社 出版年 2011
備考
参考書3 ISBN 9784766415391
書名 イメージの中の日本 : ソフト・パワー再考
著者名 大石裕, 山本信人 編著, 出版社 慶應義塾大学出版会 出版年 2008
備考
参考書4 ISBN 4022599073
書名 メディア・ナショナリズムのゆくえ : 「日中摩擦」を検証する
著者名 大石裕, 山本信人 編著, 出版社 朝日新聞社 出版年 2006
備考
参考書5 ISBN 9784000269049
書名 グローバリゼーション
著者名 マンフレッド・B.スティーガー [著],櫻井公人, 櫻井純理, 高嶋正晴 訳, 出版社 岩波書店 出版年 2010
備考
参考書6 ISBN 978479155493
書名 文化帝国主義
著者名 ジョン・トムリンソン 出版社 青土社 出版年 1997
備考
 
教科書・参考書に関する補足情報  

 
コース管理システム(Moodle)へのリンク  
 
授業言語  
 
学生用連絡先  
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学生用メールアドレス  
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オフィスアワー (※教員が研究室に在室し、学生からの質問・相談等に応じる時間のことです。)  
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教員ホームページ  
http://www.si.gunma-u.ac.jp/~mkawa/index2.html
 
関連ホームページ  
 
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