タイトル
     2020 年度 後期  大学院社会情報学研究科(修士課程) 日英区分 :日本語 
  
理論社会学特論   
時間割コード ナンバリング 科目分野
SMA413 1220SM5CB01103  
担当教員(ローマ字表記)
  伊藤 賢一 [Itoh Kenichi]
対象学生 対象年次 単位数
  1年次 ~ 2年次 2
授業の目的  
理論社会学の視点から、現代の情報社会を読み解く方法と基礎的概念を身につけさせることを目標とする。
研究科のカリキュラムポリシーのうち「2.社会情報学の基礎を身につけ,高度情報社会の特質を専門的・多角的に読み解く力や問題解決能力を養成する教育」に該当する科目。
 
授業の到達目標  
(1)社会学という学問の「考え方」について理解すること
(2)現代の社会学理論が取り組んでいる課題について理解すること
 
ディプロマポリシーとの関連(評価の観点)  
研究科のディプロマポリシーのうち「1.人文・社会科学,情報科学の知識に基づいた社会的洞察力・状況分析能力・科学的思考力を有し,情報社会の諸問題に活用できる者」に該当する科目。

 評価の観点は以下の通りである。

 (1)社会情報過程の理解     ◎
 (2)組織と社会の諸課題への関心 ◎
 (3)科学的な思考力と伝達能力  〇
 (4)データの収集・分析能力   〇
 (5)外国語運用能力       ―

(◎:特に重視する,〇:重視する,△:評価対象,―:評価対象としない)
 
授業概要  
現代社会学理論が取り組んでいる情報社会に関する諸問題について、学生とともに読み解き、考える授業を行う。単なる講義ではなく、テキストを決めて一緒に読み解いていき(輪読形式)、それに基づいて討論する。
 
授業の形式(授業方法)  
一部は講義形式で行うが、基本的には履修する学生に参加してもらい、指定されたテキストに関する報告と討論をとりいれる。
 
授業スケジュール  
以下は、暫定的なプラン。今後変更する可能性が大きい。

第1回 イントロダクション
本講義の見取り図を示し、毎回の授業のスケジュールと担当者を決定する。

第2回 理論社会学とは何か
社会学とは何か、社会学理論とは何か、講師の考えを示し、参加者と討論することで、次回以降の授業の共通理解を作る。

第3回~第15回 理論社会学の展開
指定したテキストの該当個所に関する報告と討論を中心に、授業を進めていく。

第16回 レポート提出
 
授業時間外学修情報
「学修」とは授業と授業時間外の予習・復習などを含む概念です。1単位につき45時間の学修が必要です。
学則で定められている1単位の時間数は次のとおりです。
講義・演習    授業15~30時間、授業時間外30~15時間
実験・実習・実技 授業30~45時間、授業時間外15~0時間
 
担当が当たっていない受講生も、事前にテキストの該当個所を読んでおくこと。また、毎回授業中に関連する参考文献を指示するので、それに基づいて発展的な学修をすることが望ましい。
 
成績評価基準(授業評価方法) 及び 関連するディプロマポリシー  
3分の2以上の出席は義務。受講生にはレポートを課す。評価基準は、A:100点〜80点、B:79点〜70点、C:69点〜60点、D:59点以下。
Aと判断する基準は、(1)問題設定が明確であり、(2)先行研究を理解して整理しており、(3)オリジナルな論点があり、(4)その論点を支える根拠となる実証的なデータが示されている事。
 
受講条件(履修資格)  
大学院生(修士課程の学生)であること。
 
メッセージ  
授業を止めるのはまったく問題がないので、疑問に思った点は遠慮せずに質問してください。
 
キーワード  
情報社会、社会学、社会学理論、時間意識、社会的加速化
 
この授業の基礎となる科目  
特になし
 
次に履修が望まれる科目  
特別研究Ⅱ(修士論文)
 
関連授業科目  
特別研究Ⅰ
 
教科書  
 
参考書  
 
教科書・参考書に関する補足情報  
その都度、関連する参考文献を記載したレジュメを配布する。
 
コース管理システム(Moodle)へのリンク  
 
授業言語  
木曜日 12:00〜14:00
 
学生用連絡先  
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学生用メールアドレス  
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オフィスアワー (※教員が研究室に在室し、学生からの質問・相談等に応じる時間のことです。)  
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教員ホームページ  
http://www.si.gunma-u.ac.jp/~itoken/index.html
 
関連ホームページ  
 
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