タイトル
     2020 年度 後期  社会情報学部 日英区分 :日本語 
  
仕事の現場を知るB(上毛新聞社・マスコミ論)   
時間割コード ナンバリング 科目分野
SB6057 1021SB2FC65003  
担当教員(ローマ字表記)
  伊藤 賢一 [Itoh Kenichi], 森谷 健 [Moriya, Takeshi]
対象学生 対象年次 単位数
  2年次 ~ 2
授業の目的  
県域の新聞の実際を学び、マスコミに係る様々な問題を理解する。
 
授業の到達目標  
(1)県域新聞の特徴や課題に関する知識を身につけ、現代社会とジャーナリズムが直面する問題状況を理解すること。
(2)職業としてのジャーナリズムについて理解すること。
 
ディプロマポリシーとの関連(評価の観点)  
1.社会で情報が生産・流通・加工・蓄積・活用される一連のプロセス(社会情報過程)に関する知識を有し、課題を理解できること、に対応した科目。

 評価の観点は以下の通りである。

 (1)社会情報過程の理解     〇
 (2)組織と社会の諸課題への関心 ◎
 (3)科学的な思考力と伝達能力  ―
 (4)データの収集・分析能力   ―
 (5)外国語運用能力       ―

(◎:特に重視する,〇:重視する,△:評価対象,―:評価対象としない)
 
授業概要  
インターネット時代においても無視できないマスコミの典型として新聞、特に県域新聞を取り上げる。上毛新聞社で実務に携わっている講師に大学にきていただき、取材や新聞制作の実態、県域新聞が直面している課題等について話してもらう。マスコミが抱える諸問題を、「メディアスクラム」「匿名報道・実名報道」「政治と報道」「文化と報道」などのトピックスから考える。
 また、条件が整えば、授業とは別に、マスコミの実際をさらに理解するため、上毛新聞社を視察し、現場でメディアに関わる人々にヒアリングなどを行うこともある。
 最後に学生にレポート発表・討論を義務づけ、これを通じて、授業のまとめと理解の深化をはかる。
 
授業の形式(授業方法)  
講義形式(オンライン)もしくは、対面式との並列(ハイブリッド)で行う。現場視察を行う場合もある(希望者のみ)。
 
授業スケジュール  
第1回 授業概要や注意事項
第2回 わが国における新聞の現状(1)※
第3回 わが国における新聞の現状(2)※
第4回 論説とコラム ※
第5回 文化を報道する意味 ※
第6回 若年層の新聞離れ ※
第7回 新聞の文体と文章表現 ※
第8回 新聞とソーシャルメディア ※ 
第9回 新聞製作の変遷と紙面構造 ※
第10回 一般ニュースとコラム ※
第11回 文化部の役割 ※
第12回 新聞の公共性 ※
第13回 人権と報道 ※
第14回 匿名と実名 ※
第15回 レポート報告会(1)
第16回 レポート報告会(2)

※印の回は、実務経験のある教員による担当。

*授業とは別に、希望者がまとまれば上毛新聞社視察を設定する。
 
授業時間外学修情報
「学修」とは授業と授業時間外の予習・復習などを含む概念です。1単位につき45時間の学修が必要です。
学則で定められている1単位の時間数は次のとおりです。
講義・演習    授業15~30時間、授業時間外30~15時間
実験・実習・実技 授業30~45時間、授業時間外15~0時間
 
授業時間外に上毛新聞社の製作現場などの視察がある。講義内容は、毎日届けられる新聞の製作にかかわる内容である。新聞に目を通す度に、授業内容を思い出してほしい。
 
成績評価基準(授業評価方法) 及び 関連するディプロマポリシー  
学期末に提出されるレポートを中心に評価を行う。また、出席を毎回とり、3分の2以上の出席を評価の前提とする。通常業への関与も評価の対象とする。上毛新聞社見学会への参加自体は出席の対象としない。
 
受講条件(履修資格)  
2年生以上。
 
メッセージ  
上毛新聞社の現役の報道部長等にお話しをお願いすることから、講義内容に変更が生じることもある。その場合は事前に周知する。
 
キーワード  
情報、メディア、地方新聞、ジャーナリズム、知る権利、実務経験
 
この授業の基礎となる科目  
マスメディア論、マス・コミュニケーション基礎論
 
次に履修が望まれる科目  
社会情報学ゼミ
 
関連授業科目  
現代社会とメディア
 
教科書  
 
参考書  
 
教科書・参考書に関する補足情報  
テキストは指定しない。参考書は授業の中で指示する。
 
コース管理システム(Moodle)へのリンク  
 
授業言語  
木曜日12時〜14時(伊藤)
 
学生用連絡先  
【匿名アクセスではこの情報を閲覧できません。】
 
学生用メールアドレス  
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オフィスアワー (※教員が研究室に在室し、学生からの質問・相談等に応じる時間のことです。)  
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教員ホームページ  
http://www.si.gunma-u.ac.jp/~itoken/index.html
 
関連ホームページ  
 
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