タイトル
     2018 年度 前期  社会情報学部 日英区分 :日本語 
  
現代文化とメディア   
時間割コード ナンバリング 科目分野
SB5004 1021SB3DR51004  
担当教員(ローマ字表記)
  河島 基弘 [Kawashima Motohiro]
対象学生 対象年次 単位数
  3年次 ~ 2
授業の目的  
現代社会の文化的課題を学ぶことで、「高度情報社会の特質を専門的・多角的に読み解く力や問題解決能力」が身につく。
 
授業の到達目標  
文化、社会、メディアの絡まり合いを軸に、現代社会の諸問題を考察する。日々のニュースを視聴する際などに、表面的な事象だけを追うのではなく、歴史的背景や政治力学、経済構造などに目を向ける習慣を身につける。
 
ディプロマポリシーとの関連(評価の観点)  
文化やメディアに関わる現代社会の諸問題を学ばせ、「社会で情報が生産・流通・加工・蓄積・活用される一連のプロセス(社会情報過程)に関する知識を有し、課題を理解できる者」を育成する。
 
授業概要  
最初に、メディアの背後にあってメディアの態様に大きな影響を及ぼす「文化」と、それに近い概念である「社会」や「文明」に関する様々な見方を学ぶ。続いて、主にメディアとの関係に焦点を絞って、ソフト・パワー、文化帝国主義、グローバリゼーション、ナショナリズムなどの概念を考察し、その諸相を見る。メディアが他文化、特に日本文化をどのように表象しているのかの実例にも触れる。
 
授業の形式(授業方法)  
講義が中心だが、討論も適宜行なう。
 
授業スケジュール  
以下のテーマを予定している。
文化と社会と文明
ソフト・パワー
日本のイメージ
文化帝国主義
グローバリゼーション
メディア・ナショナリズム

 
授業時間外学修情報
「学修」とは授業と授業時間外の予習・復習などを含む概念です。1単位につき45時間の学修が必要です。
学則で定められている1単位の時間数は次のとおりです。
講義・演習    授業15~30時間、授業時間外30~15時間
実験・実習・実技 授業30~45時間、授業時間外15~0時間
 
シラバスに参考書として挙げた文献などを自主的に読むことが望ましい。
 
成績評価基準(授業評価方法) 及び 関連するディプロマポリシー  
学期末試験(80%)に、授業への貢献やアンケートへの回答など(20%)を加味して、総合的に判断する。
 
受講条件(履修資格)  
 
メッセージ  
教員の発言が常に正しいとは限らない。質問や意見を歓迎する。
 
キーワード  
メディア、文化、ソフト・パワー、文化帝国主義、グローバリゼーション、ナショナリズム
 
この授業の基礎となる科目  
社会情報学基礎論、情報社会基礎論、情報メディア基礎論
 
次に履修が望まれる科目  
 
関連授業科目  
 
教科書  
 
参考書  
参考書1 ISBN 9784532164751
書名 ソフト・パワー : 21世紀国際政治を制する見えざる力
著者名 ジョセフ・S.ナイ 著,山岡洋一 訳, 出版社 日本経済新聞社 出版年 2004
備考
参考書2 ISBN 9784532167929
書名 スマート・パワー : 21世紀を支配する新しい力
著者名 ジョセフ・S.ナイ 著,山岡洋一, 藤島京子 訳, 出版社 日本経済新聞出版社 出版年 2011
備考
参考書3 ISBN 4022599073
書名 メディア・ナショナリズムのゆくえ : 「日中摩擦」を検証する
著者名 大石裕, 山本信人 編著, 出版社 朝日新聞社 出版年 2006
備考
参考書4 ISBN 9784766415391
書名 イメージの中の日本 : ソフト・パワー再考
著者名 大石裕, 山本信人 編著, 出版社 慶應義塾大学出版会 出版年 2008
備考
参考書5 ISBN 9784779505577
書名 神聖なる海獣 : なぜ鯨が西洋で特別扱いされるのか
著者名 河島基弘 著, 出版社 ナカニシヤ出版 出版年 2011
備考
参考書6 ISBN 9784272430987
書名 動物倫理入門
著者名 ローリー・グルーエン 著,河島基弘 訳, 出版社 大月書店 出版年 2015
備考
参考書7 ISBN 9784000269049
書名 グローバリゼーション
著者名 マンフレッド・B.スティーガー [著],櫻井公人, 櫻井純理, 高嶋正晴 訳, 出版社 岩波書店 出版年 2010
備考
参考書8 ISBN 9784791755493
書名 文化帝国主義
著者名 ジョン・トムリンソン著, 出版社 青土社 出版年 1997-
備考
 
教科書・参考書に関する補足情報  

 
コース管理システム(Moodle)へのリンク  
 
授業言語  
火曜日 12:00-12:30
 
学生用連絡先  
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学生用メールアドレス  
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オフィスアワー (※教員が研究室に在室し、学生からの質問・相談等に応じる時間のことです。)  
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教員ホームページ  
http://www.si.gunma-u.ac.jp/~mkawa/index2.html
 
関連ホームページ  
 
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