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分子・分子集合体の構造や性質の解明に大きな役割を果たしている分子分光学の理論や実験方法を解説し,さらに最先端の研究における具体的な応用例を紹介することにより,分子分光学の基礎と応用に関する知識を修得する。
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分子分光学の基礎を理解し,物理化学の見地から物質・生命理工学分野の研究を遂行するための実践的な知識を身に付ける。
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第1回 光と分子の相互作用 ◆ 光と分子の相互作用(半古典論)
第2回 調和振動子と分子の振動エネルギー準位 ◆ 調和振動子近似のエネルギー準位と選択則 ◆ 非調和性を考慮したエネルギー準位
第3回 剛体回転子の量子力学による取扱い
第4回 分子の回転エネルギー準位 ◆ 2原子分子の回転エネルギー準位と選択則 ◆ 多原子分子の回転エネルギー準位と選択則 ◆ 遠心力歪効果
第5回 ボルツマン分布 ◆ ボルツマン分布と分配関数
第6回 マイクロ波分光法の紹介 ◆ マイクロ波分光法の紹介:分光法の歴史とマイクロ波分光の紹介
第7回 マイクロ波分光法の実際I ◆ 双極子モーメントの有無と分子の分類:遷移のタイプと選択則 ◆ マイクロ波遷移のスペクトル構造:具体的な分子を例に
第8回 マイクロ波分光法の実際II:データの解析方法 ◆ 慣性モーメントと分子構造:2原子分子の例 ◆ 遠心力歪定数と化学結合:COとCO+の例
第9回 マイクロ波分光装置の実際 ◆ 電磁波と分子のコヒーレント相互作用:フーリエ変換マイクロ波分光法 ◆ 超音速ジェット法と冷却効果:回転遷移の強度 第10回 マイクロ波分光の研究例 ◆ マイクロ波分光法による星間分子の研究:炭酸分子の実験室での検出と星間空間での探査とその意義 ◆ コヒーレント相互作用を利用した異性化(アミノ酸のD,L-体) ◆ 前半の内容に関するテスト実施(45分間)
第11回 分子振動 ◆ 振動の自由度 ◆ 2原子分子の振動 ◆ 3原子分子の振動 ◆ 基準振動
第12回 赤外分光法(1) ◆ 選択律 ◆ FT-IR(フーリエ変換赤外分光法)の基礎
第13回 赤外分光法(2) ◆赤外分光法による有機薄膜の解析
第14回 ラマン分光法(1) ◆選択律 ◆ラマン分光装置の概要:分散型およびフーリエ変換型
第15回 ラマン分光法(2) ◆ラマン分光法による共役系高分子の解析 ◆ 後半の内容に関するテスト実施(45分間)
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講義の前半と後半の内容についてテストを2回実施する。
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