タイトル
     2024 年度 後学期  理工学部 物質・環境類 日英区分 :日本語 
  
基礎化学実験   
時間割コード ナンバリング 科目分野
TB8A36 TB-1-BS1009-J  
担当教員(ローマ字表記)
  尾崎 広明 [Ozaki Hiroaki], 京免 徹 [Kyomen Tohru], 奥津 哲夫 [Okutsu Tetsuo], 井上 裕介 [Inoue Yusuke], 松尾 一郎 [Matsuo Ichiroh], 浅川 直紀 [Asakawa Naoki], 村岡 貴子 [Muraoka Takako], 門屋 利彦 [Kadoya, Toshihiko]
対象学生 対象年次 単位数
  1年次 ~ 1
授業の目的  
化学実験を正しく,かつ安全に行うために,試薬や実験器具の取り扱い方と化学実験の基本操作を習得する。また,実験結果を正確に記録するため実験ノートの取り方や,結果を適切に報告するためのレポート作成法を学ぶ。これらを通して、化学の基礎的な用語や概念の理解を深める。
 
授業の到達目標  
1. 化学の基礎的な用語や概念を説明でき,物質量や溶液の濃度などの基本的な計算を行える。
2. 化学実験における試薬・器具・装置等を正しく,かつ安全に扱える。
3. 第3者が追試実験を行えるような正確な実験記録を書く事ができる。
4. 定められた書式に従ったレポートを作成する事ができる。
 
ディプロマポリシーとの関連(評価の観点)  
A:諸科学についての基礎的知識と理解 (DP1に対応) ◎
B:論理的・創造的思考力 (DP2に対応) 〇
C:コミュニケーション能力 (DP2に対応) ◎
D:社会的倫理観・国際性 (DP3に対応) -
E:理工学基礎の知識とその理解、および活用能力 ◎
F:理工学専門の知識とその理解、および活用能力 (DP5に対応) -
G:探求・創生能力、問題解決能力、および実践的能力 (DP6)に対応) ◎
(◎:特に重視する、〇:重視する、△:評価対象、—:評価対象としない)
 
授業概要  
4つのテーマ(中和滴定,pKaの決定,合金の分析,アセトアニリドの合成)の化学実験を行う。実験前の予習,実験,レポート作成,レポート添削指導を受け,修正レポートの提出をもって1つのテーマが完結する。実験前の予習は,教科書と予習用動画で行う。実験後1週間以内にレポートを提出する。実験の1週間後に添削指導を受け,指導を反映させた修正版のレポートを提出する。
 
授業の形式(授業方法)  
講義・演習(レポートの作成)・実験
クラスを3組に分け,週ごとに異なる組が実験を実施する。
予習はLMSの資料とビデオを参考にする。
レポートはLMSから電子ファイルを提出する。
実験は2名1組で行う。
 
授業スケジュール  
第1回 ガイダンス,レポートの書き方
第2回 「中和滴定」:予習
第3回 「中和滴定」:実験
第4回 「中和滴定」:レポートの添削指導
第5回 「pH指示薬のpKaの測定」:予習
第6回 「pH指示薬のpKaの測定」:実験
第7回 「pH指示薬のpKaの測定」:レポートの添削指導
第8回 「合金の分析」:予習
第9回 「合金の分析」:実験
第10回 「合金の分析」:レポートの添削指導
第11回 「有機合成」:予習
第12回 「有機合成」:実験
第13回 「有機合成」:レポートの添削指導
第14回  4つの実験テーマに関する総合学習
第15回  理解度確認のための特別演習(筆記試験形式で実施)

組により実験テーマの順番は異なります。
 
授業時間外学修情報
「学修」とは授業と授業時間外の予習・復習などを含む概念です。1単位につき45時間の学修が必要です。
学則で定められている1単位の時間数は次のとおりです。
講義・演習    授業15~30時間、授業時間外30~15時間
実験・実習・実技
 
予習として教科書・資料を読み実験計画を立て,実験手順書を作成する。実験ノートに実験題目、使用する試薬の化学式、化学式量、ならびに諸物性値(沸点、融点、密度、性質など)を調べて記載する。実験後にはデータを整理し、実験報告書としてレポートにまとめる。
 
成績評価基準(授業評価方法) 及び 関連するディプロマポリシー  
(1) 実験の準備、実施、記録、報告(70%)。対応する評価の観点:A・B・C・E・G
(2) 期末試験(30%)。対応する評価の観点: A・B・E
ただし、すべての実験と授業の出席、すべての実験レポート・課題レポートの提出および、期末試験の受験をしけなければ、単位は得られない。
 
受講条件(履修資格)  
指定クラスのみ
 
メッセージ  
・自分の手を動かして実験を行い、自分の頭で考えて実験ノートやレポートを作成してください。
・積極的に質問し、疑問点を解決してください。
・ピアレビューや教員による添削をうまく利用し、レポートを書く技術を向上させてください。
 
キーワード  
化学実験、化学量論、酸・塩基反応、酸化・還元反応、化学合成、機器分析
 
この授業の基礎となる科目  
高校の化学、化学基礎
 
次に履修が望まれる科目  
 
関連授業科目  
 
教科書  
教科書1 ISBN 9784780610451
書名 教養の化学実験、第5版
著者名 群馬大学教養の化学実験研究会編 出版社 学術図書出版社 出版年 2023
備考
 
参考書  
参考書1 ISBN
書名 実験化学講座(第5版)
著者名 日本化学会編 出版社 丸善 出版年 2004
備考 学内で総合情報メディアセンターの学術情報データベース内の「化学書資料館」から検索可能
参考書2 ISBN
書名 化学便覧 基礎編 改訂5版
著者名 日本化学会編 出版社 丸善 出版年 2004
備考 学内で総合情報メディアセンターの学術情報データベース内の「化学書資料館」から検索可能
 
教科書・参考書に関する補足情報  
予習用動画はLMSに掲載する。
 
コース管理システム(Moodle)へのリンク  
 
授業言語  
教科書・資料:日本語
講義・討論:日本語
 
学生用連絡先  
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学生用メールアドレス  
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オフィスアワー (※教員が研究室に在室し、学生からの質問・相談等に応じる時間のことです。)  
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教員ホームページ  
 
関連ホームページ  
 
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