タイトル
     2024 年度 前学期  理工学部 電子・機械類 日英区分 :日本語 
  
化学基礎   
時間割コード ナンバリング 科目分野
TB7A69 TB-1-BS1008-J  
担当教員(ローマ字表記)
  尾崎 広明 [Ozaki Hiroaki]
対象学生 対象年次 単位数
  1年次 ~ 2
授業の目的  
元素の概念、原子・分子の構造や電子状態、熱力学と化学平衡、酸塩基、酸化還元など、化学に関する基本的な知識を得ることを目標とする。この授業は大学のカリキュラムポリシーである「幅広く深い教養、豊かな知性と感性、総合的な判断力、専門分野の基礎的能力を育成する」ことと関連するとともに、理工学部のカリキュラムポリシー1と関連している。
 
授業の到達目標  
・原子量、物質量、濃度などの化学の基本的な用語を理解できるようになる。
・原子を構成する粒子、原子の構造、原子軌道について説明できるようになる。
・化学結合と分子の構造、分子間相互作用について説明できるようになる。
・エネルギー、エントロピー、ギブズエネルギーと熱力学的安定性の関連を説明できるようになる。
・化学平衡および平衡定数について説明できるようになる。
・酸・塩基の定義および中和反応について説明できるようになる。
・標準電極電位について説明できるようになる。
 
ディプロマポリシーとの関連(評価の観点)  
A:諸科学についての基礎的知識と理解 (DP1に対応) ◎
B:論理的・創造的思考力 (DP2に対応) 〇
C:コミュニケーション能力 (DP2に対応) △
D:社会的倫理観・国際性 (DP3に対応) -
E:理工学基礎の知識とその理解、および活用能力 (DP4に対応) ◎
F:理工学専門の知識とその理解、および活用能力 (DP5に対応) -
G:探求・創生能力、問題解決能力、および実践的能力 (DP6に対応) △
(◎:特に重視する、〇:重視する、△:評価対象、—:評価対象としない)
 
授業概要  
化学において基本となる物質の構造と性質、物質の安定性を理解するために重要となる熱力学と化学平衡、代表的な化学反応である酸塩基反応と酸化還元反応を学ぶ。
 
授業の形式(授業方法)  
板書、スライドによる講義形式
 
授業スケジュール  
第1回 ガイダンス、化学の基本
第2回 単位と測定値の扱い
第3回 原子の構造と性質(1)
第4回 原子の構造と性質(2)
第5回 原子の構造と性質(3)
第6回 原子から分子へ(1)
第7回 原子から分子へ(2)
第8回 中間まとめ
第9回 エネルギーとエントロピー(1)
第10回 エネルギーとエントロピー(2)
第11回 化学平衡の原理
第12回 酸と塩基(1)
第13回 酸と塩基(2)
第14回 酸化と還元(1)
第15回 酸化と還元(2)
第16回 期末試験
 
授業時間外学修情報
「学修」とは授業と授業時間外の予習・復習などを含む概念です。1単位につき45時間の学修が必要です。
学則で定められている1単位の時間数は次のとおりです。
講義・演習    授業15~30時間、授業時間外30~15時間
実験・実習・実技
 
予習として、教科書の次回に行う範囲を読んでおく。教科書の章末問題や提示された演習問題に取り組む。
 
成績評価基準(授業評価方法) 及び 関連するディプロマポリシー  
化学に関する基本的概念の理解度を中間・期末試験(80点)、小テスト及び課題(20点)により評価する。ただし、試験が実施できない場合、小テスト、課題、および演習で評価する。
対応する評価の観点:A・B・C・E・G
評価項目
・原子量、物質量、濃度などの化学の基本的な用語を理解できているか。
・原子を構成する粒子、原子の構造、原子軌道について説明できるか。
・化学結合と分子構造、分子間相互作用について説明できるか。
・エネルギー、エントロピー、ギブズエネルギーと熱力学的安定性の関連を説明できるか。
・化学平衡および平衡定数について説明できるか。
・酸・塩基の定義および中和反応について説明できるか。
・標準電極電位について説明できるか。
 
受講条件(履修資格)  
指定クラスのみ
 
メッセージ  
 
キーワード  
物質量、濃度,原子軌道、化学結合、分子構造、化学平衡、エンタルピー、エントロピー、ギブズエネルギー、酸と塩基、酸化と還元、電極反応
 
この授業の基礎となる科目  
高校までの化学
 
次に履修が望まれる科目  
なし
 
関連授業科目  
基礎化学実験
 
教科書  
教科書1 ISBN 9784780610345
書名 Freshman化学、第4版
著者名 浅野努, 上野正勝, 大賀恭 共著 出版社 学術図書出版社 出版年 2022
備考
 
参考書  
 
教科書・参考書に関する補足情報  
資料は配付するとともにLMSに掲載する.
 
コース管理システム(Moodle)へのリンク  
 
授業言語  
教科書・資料:日本語
講義・討論:日本語
 
学生用連絡先  
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学生用メールアドレス  
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オフィスアワー (※教員が研究室に在室し、学生からの質問・相談等に応じる時間のことです。)  
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教員ホームページ  
 
関連ホームページ  
 
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