タイトル
     2025 年度 前学期  教養教育 日英区分 :日本語 
  
ぐんま未来学   
時間割コード ナンバリング 科目分野
LB1285 LB-1-IS0023-J 【教養教育】総合科目群
担当教員(ローマ字表記)
  岩井 淳 [Iwai Atsushi], 新藤 慶 [Shindo Kei], 大野 富彦 [Ohno Tomihiko], 小和瀬 桂子 [Kowase Keiko], 浜崎 景 [Hamazaki, Kei], 久田 剛志 [Hisada Takeshi], 金井 昌信 [Kanai Masanobu], 鳥居 征司 [Torii Seiji]
対象学生 対象年次 単位数
    2
授業の目的  
受講生が、グローバル化の進行する世界と日本の関連を踏まえつつ、群馬の近未来を俯瞰することを目的とする。日本の将来を担う上での様々な問題を捉えるとともに、群馬大学生への地域社会からの期待をより具体的に実感することを重視する。さらに、グローバル化の進む社会が今後抱えるであろう問題について、自分達の立場から解決策を模索することで、それぞれが大学在学中に何をなすべきかについて、認識を深めることを期待する。

 
授業の到達目標  
各人のこれからの大学での学びの方向性について、大学卒業後のことも見据えてより明確に考えられるようになる。
 
ディプロマポリシーとの関連(評価の観点)  
A:諸科学についての基礎的知識と理解  ○
B:論理的・創造的思考力        ◎
C:コミュニケーション能力       ◎
D:社会的倫理観・国際性        △
 ◎:特に重視する ○:重視する △:評価対象 -:評価対象としない
 
授業概要  
未来社会に向かう中で問題解決が求められているテーマとして、男女共同参画、イノベーション、防災、人的多様性、医療・福祉等の領域のテーマを扱う。学内外の講師が現状と展望について講義を行い、受講生はそれを踏まえたグループ演習として、「地域に根ざした自分たちの解決策」について討議を行う。
 
授業の形式(授業方法)  
基本的に学期間に4つのテーマを設けて順に学習する。1テーマにつきそれぞれ3回の授業があり、「学外講師の講義」、「学内教員の講義」、「アクティブラーニング形式のグループ演習」の構成で1セットになる。この他、文化講演会などを授業の中で行う。
なお,授業におけるLMS利用などのため,受講生は毎回PCを持参すること。
 
授業スケジュール  
1 ガイダンス 教養教育部会長

2 外部講師講演  
 群馬県の現状や政策について群馬県職員から概論をご講義いただく。

3 男女共同参画1 (実務経験のある教員による授業)
 ダイバーシティ推進センターから、「男女共同参画のために皆さんが今からできること」とセンターの活動内容を紹介する。

4 男女共同参画2
 男女共同参画分野で、外部講師の方に、群馬における男女共同参画の現状についてご説明いただく。また、大学生が学生生活中に陥りやすいDVについてご説明いただく。

5 男女共同参画 3
 演習担当:学内教員
「男女共同参画のために皆さんが今からできること 」について事前学習と討論を行う。

6 群馬の防災1
 学内教員から、世界からみたわが国における防災対策を、技術(イノベーション)、計画、情報、教育の各側面から紹介する。

7 群馬の防災2
 群馬県内の自治体防災担当者から、地域の災害リスクや具体的な防災対策についてご説明いただく。

8 群馬の防災3
 具体的な防災上の課題やその解決策に関するグループ討議を通じて、地域課題の解決を検討方法に対する理解を深める。

9 文化講演会 日本通信代表取締役社長 福田尚久

10 群馬の地域医療 1
 内部講師(実務経験のある教員による授業)

11 群馬の地域医療 2 (実務経験のある教員による授業)
 外部講師よる講義

12 群馬の地域医療 3
 演習(グループディスカッション)
 担当講師:学内教員

13 群馬の「食」について 1
 内部講師(食健康科学教育研究センター)

14 群馬の「食」について 2 (実務経験のある教員による授業)
 外部講師による講義

15 群馬の「食」について 3
 演習 
 内部講師(食健康科学教育研究センター)
 
授業時間外学修情報
「学修」とは授業と授業時間外の予習・復習などを含む概念です。1単位につき45時間の学修が必要です。
学則で定められている1単位の時間数は次のとおりです。
講義・演習    授業15~30時間、授業時間外30~15時間
実験・実習・実技
 
基本的に講義の1週間前に資料配付があり、その資料を予習して授業に臨むようにする。授業時間外にもグループ内で連絡をとりあい、議論を深めることが期待される。
 
成績評価基準(授業評価方法) 及び 関連するディプロマポリシー  
基本的に,リアクションペーパーの記載内容20%(対応DP;A,B,D),グループ発表20%(対応DP;B,C),最終レポート60%(対応DP;A,B,D)の配分で評価を行う。
 
受講条件(履修資格)  
授業の趣旨から1年生に限る。
 
メッセージ  
群馬大学では、2年生以上のキャンパスが3つに分かれるため、他学部の学生と一緒に学習する機会は多くありません。この授業での他学部学生との交流が、今後の人生設計で役立つことを期待しています。
 
キーワード  
群馬、未来、地域社会、男女共同参画、イノベーション、防災、地域医療、食、アクティブ・ラーニング、実務経験
 
この授業の基礎となる科目  
特になし
 
次に履修が望まれる科目  
特になし
 
関連授業科目  
学びのリテラシー(1)、学びのリテラシー(2)
 
教科書  
 
参考書  
参考書1 ISBN 9784794808653
書名 ダイバーシティ・マネジメントと異文化経営 : グローバル人材を育てるマインドウェアの世紀
著者名 馬越恵美子著 出版社 新評論 出版年 2011
備考
参考書2 ISBN 9784904595282
書名 ビジネスコミュニケーションのためのケース学習 : 職場のダイバーシティで学び合う
著者名 近藤彩 [ほか] 著 出版社 ココ出版 出版年 2013
備考
参考書3 ISBN 9784904595374
書名 ビジネスコミュニケーションのためのケース学習 : 職場のダイバーシティで学び合う
著者名 近藤彩 [ほか] 著 出版社 ココ出版 出版年 2013
備考
参考書4 ISBN 9784478009260
書名 技術力で勝る日本が、なぜ事業で負けるのか : 画期的な新製品が惨敗する理由
著者名 妹尾堅一郎著 出版社 ダイヤモンド社 出版年 2009
備考
参考書5 ISBN 9784798100234
書名 イノベーションのジレンマ : 技術革新が巨大企業を滅ぼすとき
著者名 クレイトン・クリステンセン著 ; 伊豆原弓訳 出版社 翔泳社 出版年 2001
備考
参考書6 ISBN 9784822246884
書名 アイデアのちから
著者名 チップ・ハース, ダン・ハース著 ; 飯岡美紀訳 出版社 日経BP社 出版年 2008
備考
参考書7 ISBN 9784334037574
書名 ものづくり成長戦略 : 「産・金・官・学」の地域連携が日本を変える
著者名 藤本隆宏, 柴田孝編著 出版社 光文社 出版年 2013
備考
参考書8 ISBN 978412102282
書名 東京一極集中が招く人口急減
著者名 増田寛也編著 出版社 中央公論新社 出版年 2014
備考
参考書9 ISBN 4480068120
書名 地方消滅の罠 : 「増田レポート」と人口減少社会の正体
著者名 山下祐介著 出版社 筑摩書房 出版年 2014
備考
参考書10 ISBN 4480067779
書名 ルポ高齢者ケア : 都市の戦略、地方の再生
著者名 佐藤幹夫著 出版社 筑摩書房 出版年 2014
備考
参考書11 ISBN 9784106104350
書名 人口激減 : 移民は日本に必要である
著者名 毛受敏浩著 出版社 新潮社 出版年 2011
備考
 
教科書・参考書に関する補足情報  
授業資料はLMSから配付する。
 
コース管理システム(Moodle)へのリンク  
2025年度:
https://mdl.media.gunma-u.ac.jp/course/view.php?id=2590
 
授業言語  
使用言語:「日本語のみ」
配布資料:「日本語のみ」
 
学生用連絡先  
【匿名アクセスではこの情報を閲覧できません。】
 
学生用メールアドレス  
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オフィスアワー (※教員が研究室に在室し、学生からの質問・相談等に応じる時間のことです。)  
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教員ホームページ  
http://www.si.gunma-u.ac.jp/~iwai/
 
関連ホームページ  
http://www.si.gunma-u.ac.jp/~iwai/shou_ye.html
 
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