タイトル
     2024 年度 前学期  特別支援教育特別専攻科 重複障害教育専攻 日英区分 :日本語 
  
聴覚障害児教育概論   
時間割コード ナンバリング 科目分野
ES6010 ES-5-GA0001-J 特別支援教育科目(一種免許状取得)
担当教員(ローマ字表記)
  金澤 貴之 [Kanazawa Takayuki]
対象学生 対象年次 単位数
    2
授業の目的  
聴覚障害者の教育全般にわたって概観することで,聴覚障害児教育の全体像を示しつつ、課題を整理する。
 
授業の到達目標  
聴覚障害に関わる基本的な知識の理解を踏まえ、特別支援学校(聴覚障害)の教育課程、各教科等の指導の基本的事項を理解する。
1) 聴覚障害の特性とその困難さについての基本的事項を理解する。
2) 教育課程編成における基本的事項を理解する。
3) 自立活動や各教科等の指導における基本的事項を理解する。
 
ディプロマポリシーとの関連(評価の観点)  
④ 現代の社会における教育の意義,学校の役割,教育に関する諸問題について,確かな見識を有している。
⑤ 子どもの成長・発達とそれを支える大人の役割について,十分理解している。
⑥ 子ども,親,同僚などとコミュニケーションをとることができる。
 
授業概要  
「耳が聞こえない」とは,どういうことでしょうか。単に耳をふさいでみても,聴覚障害児者の抱える問題は見えてきません。ことばの獲得が難しいという言語面の問題,そして人とつながれないという孤立感から来る心理面の問題など,難しい問題が山積しています。その一方で,手話を使う聾者の豊かな世界もあります。この講義で聴覚障害者の生理・心理・教育全般にわたって概観することで,聴覚障害児教育の全体像が見えてくることを願っています。
 
授業の形式(授業方法)  
講義形式ですが,少人数なので,あてます。
 
授業スケジュール  
第1回:聴覚障害とは?
第2回:聴覚障害児教育の現代的課題
第3回:教育現場の工夫・配慮の実際
第4回:聴覚障害の発見の対応と乳幼児支援
第5回:話し言葉の獲得(1)
第6回:話し言葉の獲得(2)
第7回:書き言葉の習得(1)
第8回:書き言葉の習得(2)
第9回:通常学校で学ぶ聴覚障害児への支援
第10回:聴覚障害学生支援
第11回:手話の基本的理解と教育における位置づけ
第12回:聴覚と他の障害を併せ持つ子どもの支援
第13回:聴覚障害者を取り巻く社会資源の変化
第14回:聴覚障害者の移行支援と職場定着
第15回:まとめ
定期試験
 
授業時間外学修情報
「学修」とは授業と授業時間外の予習・復習などを含む概念です。1単位につき45時間の学修が必要です。
学則で定められている1単位の時間数は次のとおりです。
講義・演習    授業15~30時間、授業時間外30~15時間
実験・実習・実技
 
LMSにアップした資料を事前に読み,講義での質問に回答できるようにしておく。
 
成績評価基準(授業評価方法) 及び 関連するディプロマポリシー  
毎回のリアクションペーパー50%と最終週の試験50%で評価します。
 
受講条件(履修資格)  
 
メッセージ  
 
キーワード  
 
この授業の基礎となる科目  
 
次に履修が望まれる科目  
 
関連授業科目  
 
教科書  
 
参考書  
 
教科書・参考書に関する補足情報  
 
コース管理システム(Moodle)へのリンク  
 
授業言語  
日本語
 
学生用連絡先  
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学生用メールアドレス  
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オフィスアワー (※教員が研究室に在室し、学生からの質問・相談等に応じる時間のことです。)  
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教員ホームページ  
 
関連ホームページ  
 
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